3月24日(木)平成27年度離退任式を行いました。

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今年度で退職、転任される先生は以下の通りです。

〇退職者

校長 陶山 浩正(国語)

教諭 北本 雅己(芸術)

〇転出者

教頭 山本 康治(国語) 教育センターへ

教諭 山根 聡(国語) 出雲高校へ

教諭 白築 涼子(国語) 大東高校へ

教諭 中奥 忠明(地歴公民) 松江東高校へ

教諭 横山 紀文(数学) 出雲養護学校へ

教諭 下澤 一興(数学) 大社高校へ

教諭 野津 賢士(化学) 教育委員会 学校企画課へ

教諭 高倉 信明(英語) 教育委員会 教育指導課へ

講師 赤名 和希(国語) 他県へ

講師 若槻 義雄(国語) 民間へ

事務 烏田 純子    県医療政策課へ

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〇退任式

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北本先生

 出雲から4年間通い、とうとうこの日が来てしまいました。人間の五感を改めて研ぎ澄ましてあらゆることに向き合いたいと、着任当初思っていました。今、振り返ると果たしてできたのだろうかと思います。また、人間には五感だけでなく、六感、七感まであると聞きます。さとりの境地を今後は目指したい。みなさんは18歳、一番いいときです。何をやっても身につくとき。ぜひ、五感を鍛えてください。 

 私が次に進むのはアトリエです。残された20年間を絵に費やしたい。授業も部活も楽しく過ごさせて頂きました。横田高校のみなさん、どうかお元気で。

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校長先生

 38年間の教員生活でした。8年前に教頭として赴任し、一度出たが3年前に横田高校に校長として赴任しました。横田高校は3年後に100周年。先輩の想いやこれまで学んだ先生の想いを引き継ぐことが大事です。しかしながら、ただ同じことの繰り返しをすればいいものではありません。その時代に合わせて工夫しなければいけません。想いを引き継ぎながら、自分なりに工夫をしていくことが大切です。

 ただひとつ受け継いで欲しいことがあります。以前と比べて、生徒会長や体育委員長が大勢を前にして挨拶をするとき、原稿を読むのではなく、前を向いて自分の言葉で言おうとする姿が当たり前になってきたことはとても素晴らしいと思います。青山学院大学でも前を見て堂々と発表していました。ぜひ、今後も続けて欲しいと思います。

 これからはみなさんと同じ奥出雲町民。学校だより、稲田が丘、有線放送を通して、横田高校生の活躍が見られることを楽しみにしています。みなさんのご活躍をお祈りしています。

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〇離任式

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 教頭先生

 大変寂しい気持ちです。2年間幸せでした。特に2年生の皆さんは授業ができて楽しかったです。授業があったからやってこられた2年間だったかもしれない。
 4月から勤務する教育センターでは生徒と関わる機会がないのですが、教員の研修や島根県全体の教育のことを支えていけたらと思います。挨拶は短く、思い出は長く!ありがとうございました!

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 赤名先生

 社会人1年目、至らない点もあったと思いますが、様々なことを学ばせて頂きました。本当にありがとうございます。最後に2つだけ、週末から始まるホッケー選抜大会。日本一になりましょう!そして、新2年生も奈良井先生にしっかり鍛えてもらってください。

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 白築先生

 横田高校の卒業生として、12年間勤めました。高校生のとき、あまりいい思い出がありませんでした。学校が好きじゃなくて不満だらけでした。先生に対しても、自分のことを見てくれない、かまってくれないと思っていました。 もし、当時の自分がこの前にいるとしたら「おまえが、変われよ」と言いたいです。自分が変わることで相手も変わるものなのです。12年間とても楽しかったです。目立ち過ぎだったかもしれないですが、生徒の近くにいて、同じ景色を見たかったのです。
 4月からは近くの大東高校にいます。どうかみなさん、母校を盛り上げてください。

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 山根先生

 たった一度しか言えない、ここでしか言わないことをいいます。(省略)
最後の1年間は特別な1年でした。島根には本物がある。みなさんも本物です。ありがとうございました。

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 中奥先生

 8年間お世話になりました。一番印象に残っているのが、だんだんカンパニー。影も形もない中で立ち上げて、高い理想もなかったが、すごく感謝をしているのが地域の方です。ふるさとで志を果たす大切さなど、教員生活のなかで、人生観が変わる経験をさせて頂きました。まだ道半ばなところもありますが、ふるさと奥出雲を大切に、志をもち、そして地域の方の支えがたくさんあることを感じ、みなさんには頑張って欲しいと思います。

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 下澤先生

 6年間お世話になりました。横田の生徒と、僕ができることをやってきたつもりです。お互い場所は離れ離れになりますが、自分ができることをやっていきます。みなさんも自分ができることをやってください。ありがとうございました。

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 横山先生

 4月から教頭として勤務します。自分でも驚きでした。もう数学の授業ができないと思うと寂しいです。どうして教頭になりたいかと聞かれたとき、本当は授業がしたいが、チャレンジしたいと答えました。50歳の自分が新しいチャレンジをするのだから、みなさんは16~18歳。まだまだチャレンジできます。横田高校ではたくさんいい思い出ができました。ありがとうございます。

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 野津先生

 横田には8年間住みました。小学生のころから知っている生徒もいます。とても楽しかったです。大人になってからも楽しく生活ができることは幸せなことです。みなさんもぜひ、そんな大人になって欲しいと思います。

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 高倉先生

  なんとお別れをすることになってしまいました。先日、最後の授業があり、これから2~3年生徒と会わない生活をするのは本当に寂しいし、これからの生活の不安もあったりします。自分は高校のとき、本日退任される北本先生に美術を学びました。そして一緒に4年前に横田高校に赴任し、今日も一緒にお別れをすることはこれもなにかの運命だったのだと思います。これからますますいい未来がもてるように、みなさんを応援しています。

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 若槻先生

 わたしはこれまで3回の人生がありました。1回目は大阪で商売をしたとき、2回目は島根で、3回目は教員。これからはまた新しい世界、道をつくっていきたいと思います。挨拶は大事です。
がんばってください。

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離退任式にはたくさんの卒業生の姿もありました。
お別れは寂しいですが、春には出会いもあります。
みんなでこれからの横田高校をつくっていきましょう。

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職員室にて。卒業生と。