3月1日、第96回横田高校卒業証書授与式を挙行しました。

3年生 108名がめでたく卒業の日を迎えました。 

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卒業生入場

吹奏楽の演奏する、「スピッツ『空も飛べるはず』」、 「モンゴル800『あなたに』」とともに拍手に迎えられて入場しました。

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卒業証書 授与

担任の先生の呼名に一人一人が返事をし、生徒代表 糸原裕佳さんが登壇し、校長先生より卒業証書を受け取りました。

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校長式辞

「108名の卒業生の皆さん、卒業おめでとう。また保護者の皆様、お子様のご卒業誠に
おめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。

皆さんが手にした卒業証書は、1人1人の努力によって得られたことはもちろんですが、
その陰には、多くの人たちの励ましや支えがあったはずです。家族、先生、部活動の顧問、
そして仲間。多くの人や物事に支えられたから今があり、これからの皆さんの心の支えに
なっていくでしょう。

作家の司馬遼太郎の作品”明治という国家”で、約150年前、初めてニューヨークの
ブロードウェイを行進した侍のことを取り上げています。
グローバリズムの基本はローカリズム。卒業生のみなさんも、
島根の美しく豊かな自然の中で育ち過ごしたことを胸に焼き付け、堂々と胸を張って生きてください。

最後に、横田高校で耕した心と培った学びをもとに、それぞれの形で雪をとかし、
せせらぎとなって大地を潤しながら大河に至れ。
そして、いつの日にか、ふるさとを照らし、ふるさとを開く太陽になれ。
卒業おめでとう」

と祝辞を贈りました。

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来賓祝辞

横田高校後援会長 勝田 康則様、PTA会長 中西 修一様よりご祝辞を賜りました。

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在校生代表として、2年生澁谷 康仁くんが送辞を述べました。

「稲陵祭で活躍する先輩の姿や、部活動や日常生活のなかで、頂いた沢山の言葉や一緒に語り合い練習に励んだ時間は私たちの原動力となり、心に残り続ける宝物となると信じています。

私たちは先輩の姿から、後輩への思いやり、人のために行動する優しさなど数えきれないほど、たくさんのことを学びました。これらを活かし、皆さんが築いてこられた横田高校の歴史を更に発展させていくことが私たちにできる恩返しだと思っています。未熟なままではなく、成長し、少しでも皆さんに近づいた後輩となり再会できるように励んでいくことをお約束します。」と述べました。

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卒業生代表として、3年 鳥谷香子さんが答辞を述べました。

「私たちは今日、無事に卒業の日を迎えられた喜びと、3年間通った横田高校と
別れる寂しさを感じるとともに、将来への希望に満ち溢れています。

卒業に当たり3年間を振り返ると振り返ると、日常の何気ない生活もたくさんの学校行事も、
その一つ一つがとても楽しく、私たちを成長させてくれたことを改めて感じます。」
そして、入学式、東京研修、稲陵祭と3年間を振り返り、それぞれの思い出を語ってくれました。

「稲陵祭が終わってからは、自分の進路実現に向けて取り組む時間となりました。
それまで曖昧なイメージしかもっていなかったものを本格的なものへと
変えていくことは簡単ではありませんでした。

私が中学校のときから夢があり、決して楽な道ではありませんが、周りの人は応援してくれました。
その夢は、2年生のインターンシップに参加しより強くなり、部活動での体力づくりや、
試験に向けて参考書とにらめっこする毎日はあっという間に過ぎていきました。
試験の日を迎えるまでに、悩むこともありましたが、夢が私の背中を押し、
自分を信じることの大切さに気付かされました。

在校生のみなさん、人は誰でもやりたいことや叶えたい夢があると思います。
今いる場所や環境が整っていないからと、夢をあきらめることはありません。
どんなに遠回りをしても、自分を信じて努力すれば人はなんだってできるようです。
どうか夢を追い続けてください。」と在校生へのメッセージや、
支えてくれた先生方や家族に対する感謝の気持ちを語りました。

 

 

校歌斉唱の後、卒業生退場

卒業生が、吹奏楽部の演奏する「 I Wish 『明日への扉』」の流れるなか、退場しました。

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教室に戻り、最後のホームルーム。いよいよお別れのときです。
卒業生は胸をはって、夢に向かって羽ばたいていきました。

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あとがき

卒業生のみなさま、保護者のみなさま、ご卒業おめでとうございます。

みなさんはお気づきでしょうか?
吹奏楽部が演奏した3曲は、卒業生が1年生のときに合唱コンクールで歌った曲でした。
なかなかクラスがまとまらず、大変だった合唱コンクール。
あれから3年間、みなさんの成長を見守ってきました。

今日は、お祝いの気持ちを込めて、この曲を選ばせて頂きました。

スピッツ「空も飛べるはず」
モンゴル800「あなたに」
ゆず 「逢いたい」(※ブラスバンド用の楽譜がなかったため、演奏なし)
Ⅰ wish「明日への扉」

また、在校生のみなさんも立派な態度で式に臨み、おかげで厳粛で感動的な式になりました。
ありがとうございました。

(3年学年主任より)


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