7月14、15日に3年I類型63人を対象に、企業見学&キミチャレ(若手社会人との座談会)を実施しました。

企業見学では、東洋製鉄株式会社出雲仁多工場、株式会社ニッポー島根工場、ホシザキ電機株式会社、株式会社加地、玉峰山荘、奥出雲農園、横田蔵市、むらくも苑に2つのコースに分かれて訪問させて頂きました。

ニッポー 企業見学

 

キミチャレでは、奥出雲町内外で活躍する若手社会人8名の方にお越しいただきました。

東洋製鉄株式会社、奥出雲農園、雲南消防署、奥出雲町役場保健師、株式会社安部建設 建築士、社会福祉士、MORIKA美容室、奥出雲仁多米株式会社の皆さんに、仕事のやりがいや価値観、高校時代の話をしていただきました。その後、生徒と社会人でグループになり、「25歳のときの幸せな自分の姿」「その為に、いま何をする?」をテーマに話し合い、最後に一人ひとり発表しました。

キミチャレ1 キミチャレ2

キミチャレ5 キミチャレ2

キミチャレ2 キミチャレ

企業見学 感想

「株式会社加地のEXGELについて床ずれのリスクを軽減する効果があったり、イスや車に使われていたり、商品について知ることが出来て良かった。この商品をもっと世界中に知って欲しいと感じた。」

「玉峰山荘は小さいときから知っていましたが、今回企業の成り立ちや観光の企画、レストランの由来など初めて知ることができました。一人でも多くのお客様が来てもらえるよう努力しているのをみて、私も力になりたいと思いました。地元の人々が頑張っているところをまぢかでみて、私も早く働きたいと思った。」

「奥出雲農園の見学をして、畑が広がっているようなイメージをもっていましたが、実際はハウスが立ち並び、コンピューターで温度や収穫情報などの機械管理をされていて農業のイメージが変わりました。また奥出雲の気候を利用していることを聞き、奥出雲だからできるんだと感じました。自分は進学希望だけれど、そこでどんなことを学びたいかはっきりとし、将来どのような職に就きたいのかを頭に入れたい状態にしておきたい。」

「横田蔵市は買い物によく行くけれど、ひとつの会社にたくさんの職種があって、そのなかの分野がそれぞれあってすごいと思った。どの仕事でも奥出雲を大切にしていることも感じた。」

「ホシザキ電機の仕事内容を聞いて、自分でも調べて分かっているつもりでしたが、実際に自分の目でみることで思った以上に大変そうだった。ただ、自分が働くときには、責任感には自信があるし、安全第一に効率よく、失敗しないように企業に少しでも貢献できるように頑張りたいと思った。」

「東洋製鉄に見学に行き、パワーショベルも前の方ばかりに目がいっていましたが、カウンターウェイトがないとすぐ転倒することや性能などを初めて知り、驚いたことも多かったです。また場所によって服装を変えていてそういった工夫もあるんだなと勉強になりました。」

「ニッポーでは、8割は機械を使っているけれど、細かいところは手作業でしている様子をみて思いました。部品の管理の仕方や工夫など企業の努力を知れてよかった。コミュニケーションが必要だと聞き、これからの生活でも心がけていきたい。」

「むらくも苑での話を聞いて、やっぱり介護の仕事に就きたいと思いました。大切なのは感受性と聞き、自分でも意識したいなと思った。目標に向かって、苦手なことを克服したり、知識を増やしていこうと思った。」

 

キミチャレ感想

 「自分はすごく迷っていて本当に自分がこの仕事ができるか不安でした。しかし、講師の話を聞いて、少し勇気と自信、やっぱり挑戦してみたいなという気持ちになれました。」

「一番印象に残っていることは、”焦っている時点で勝負に負けている”です。焦らないようにするために、準備や心構えが必要だと。私も自分の目標に向かって、準備をしていき、遠回りをしてでも目標を達成したいです。」

「昨日の企業訪問では、会社の様子は分かりましたが、今回の話では、社員の目線で仕事のことを教えて頂きました。また建設の話も聞いて、これまであまり知らなかった建設や土木のことを学べました。話を聞いて、資格や新しい趣味に積極的にチャレンジしたいと思います」

「一番心に残ったことは”努力をすれば必ずいいことがある”です。努力もしないで、楽に就職しようとか、楽に自分のやりたいことをやろうだと、将来の夢も叶えられないと思うし、努力をしないぶん、良い方向にはいかないと思いました。地元で就職しても、地元からでても就職してもまずはしっかり勉強をして、つらいことでも簡単にあきらめずに自分の夢に向かって日々努力をしたいと思いました。」

「社会福祉士の方の話を聞いて、たくさんの資格試験を受けたと聞いて驚きました。いまは県外で就職したいと思っているけれど、Uターンして帰ってこられた話を聞いて、気持ちの変化もあるんだと思いました。就職したら一生懸命働きたいと思います。また地元に帰ってきたら、役に立つような仕事をしたいです。」

「Uターンして島根で働いている人が多くて、そのことを知れてよかったです。Uターンして島根で島根のために働けていいとか、地元で働く魅力について聞いて、私も島根に帰って働きたいと思いました。将来チャレンジしたいことは、地元や島根県内で働いて役に立ちたい。また、ホッケーをたくさんの人に知ってもらいたいです」

「地元で生き生きと働いている人の話をたくさん聞いて、あんな大人になりたいと思いました。楽しそうに仕事の話をしてくださって、自分もそう思えるような仕事に就きたいと思いました。地元で働いて、今回の講師の方のように、高校生に話をしたいと思いました。」 

 

開催にあたり、ご協力頂きました、雲南雇用促進協議会、奥出雲町役場のみなさまありがとうございました。