海外派遣事業「シカゴ留学」を、12月10~16日計7日間、実施しました。

この事業は、英語ディベート・英会話や課題研究、現地の高校との交流やホームステイ、企業見学等を通じて、英語力や異文化を理解する力を身につけることを目指しています。

英語面接などの厳しい審査により選考された、4人の第1期派遣メンバーが、シカゴ留学に臨みました。
 
 
現地では、12年間交流を続けてきたストリームウッド高校にお世話になりました。日本とアメリカの学校生活や価値観の違いについてディスカッションし、交流を深めました。
 
 また、JETROシカゴ事務所を訪問し「アメリカ・シカゴでの日本食の普及と現状」についてお話を伺い、高校時代をいかに過ごすべきかアドバイスもいただきました。 
 
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短期留学を終えた生徒の感想をぜひご覧ください!

 【福原 稔也くん】
 僕は、自分が本当にいいたいことを英語でもっと伝えられるようになりたい。今回、自分が伝えられたことのうち、9割は本当に言いたかったことじゃない。言い回しを簡単なものに変えて、何となく伝えた。そして、なんとなく伝わった。英会話のレベルならそれでいい。でも、大人になり仕事で英語を使うようになったとき、これじゃだめだ。
 僕はもっと英語を話せるようになる。これは、感想だけど同時に宣言でもある。僕は死ぬ気で英語を勉強する。来年も横田高校にはストリームウッド高校の生徒達が来る。そのときに、もっと英語を話せるようになった自分を見せたいと思う。この何日間かで一番印象に残ったことは、自分の無力さ。それを死ぬ気で改善する。僕は、もっと英語を話せるようになる。そうして、自分の夢を叶える。

【景山 菜々さん】
 私はアメリカの人たちの人柄が強く印象に残っています。まず、ホストファミリーは優しくフレンドリーで、不安と緊張が入り交じった私に積極的に話しかけてくれました。また、現地の高校生は授業で先生に当てられていなくとも自分から発言をしていました。そして私にたくさんの質問を投げかけてくれました。
 相手が来るのを待つのではなく自分から行動する。実際にシカゴでアメリカの人たちと関わり、現地の高校生とたくさん話すことが出来て、なりたい姿に少しでも近づくことが出来たと思います。

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【松田 千明さん】
 今回の留学は私にとって初めての外国で、驚きの連続だった。最も印象に残ったのは、アメリカ人のコミュニケーションに対する姿勢である。例えば、高校の授業で先生が何か質問をすると、間髪入れずに多くの生徒が手を挙げ、理由もきちんと述べた上で自分の考えを楽しそうに話す。ホームステイ先の男の子に彼が遊んでいたゲームについて尋ねると、それについて論理的に説明してくれた。
 アメリカ人は自分の考えや物事の仕組みを話すことについて、日本人よりもより得意なように思えたし、それらをより楽しんでいるように思えた。朱に交われば赤くなると言うが、この数日間で私自身も自分の考えを積極的に話すことにさらに慣れることができたと思う。今回の体験は全てが刺激的で、たくさんの学びを得ることができた。高校生という時期にこのような機会を頂けたことは望外の幸運だった。 

【赤名 穂乃花さん】
 私はこのシカゴ留学でストリームウッド高校の生徒と関わって、特に積極性が印象に残りました。授業では、当てられて答えるのではなく、生徒が自ら手を挙げて発言をしているところに驚きました。授業形態も様々でICT機器を使ったり話し合い中心ということも、生徒の積極性を育む要因の1つではないかと思いました。
 また、授業以外の場面でも、たくさんの生徒が私達に話しかけに来てくれました。1週間という短い期間で、アメリカの高校生の積極性・社交性に何度も驚かされました。今回の留学は自分にとってとても貴重な経験で、確実に成長に繋がると思っています。このプロジェクトに参加できて本当に良かったです。

 

(一部抜粋)

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追って、滞在中の詳しい記録を掲載していきます。

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