3月24日に平成28年度離退任式を行いました。 

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〇転任者

・教諭  吉岡 淳(数学) 【学校企画課へ】

・教諭  新宮 初美(理科) 【宍道高校へ】

・教諭  渡部 道貴(理科) 【平田高校へ】

・教諭  大野 寿美子(英語) 【松江農林高校へ】

・教諭  桑原 綾佳(英語) 【辞職】

・教諭  平田 仁志(英語) 【平田高校へ】

・教諭  小村 健(体育) 【大社高校へ】

・講師  石飛 あゆみ(英語) 【大田高校へ】

・事務  清水 香織 【都市計画課へ】

 

挨拶

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吉岡先生「4年前着任したとき、横田のことをとても魅力的に感じました。生徒の挨拶はいいし、町の食べ物もおいしいし、自分の好きな神社もたくさんあるし、とても素敵なところです。実は、個人的な趣味として神社が好きです。それは、願掛けにいくというより、手を合わせて感謝をしに行きます。生徒のみなさん、人生は自分がなりたいようになれると思っています。自分も発展途上です。来年のみんなは今の自分よりも成長をしていると思います。4年間、ありがとうございました。」

 

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新宮先生「おはようございます。前任校から異動して、横田高校の生徒は挨拶がとても素晴らしかったことが印象に残っています。挨拶は自分の存在を認識してくれるものだと思っています。また、掃除に対してもみなさんは一生懸命がんばっていました。このような横田高校のいいところを続けてほしいと思っています。生物のテーマ、みなさん覚えていますか?生物のテーマは共通性と多様性。似ているところはあるけれど、みんな違う。ぜひ、覚えておいて欲しいです。4年間ありがとうございました。」

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渡部先生「4年間お世話になりました。4年前のことを思い出していました。このような終業式や全校朝礼で、生徒のみなさんはいつも時間前に整列して、静かに話を聞いている。とてもいいことだと思います。横田高校の生徒は伸びしろがたくさんあると感じながら、みなさんと関わってきました。奥出雲には、たたらや仁多米などの本物があるんだから、もっとがむしゃらにやればもっと伸びると思っていました。特に、卒業生とは、奥出雲学、東京研修、就職試験や受験勉強、一緒にやらせてもらいました。楽しいことだけでなく、しんどいこともあったと思います。卒業式が終わってからも、つい先日まで教室で勉強する姿がありました。よく最後まで進路に向かってやりきったと思います。みなさんの人生に幸がありますよう、願っています。」

 

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大野先生「8年間横田高校に勤務しました。8年前は旧校舎でした。最初に着任するときは不安でしたが、生徒の気持ち良いあいさつに不安はなくなって、すぐに大好きになりました。8年の間に校舎も生徒も、教員も代わりましたが、横田高校の良さは変わらないものがあり、そんな学校に8年間も居れたことを感謝します。余談ですが、以前、病院に足を運んだときに、耳にした歌があります。ふとした瞬間に思い出したりと、とても気に入っていますのでここで紹介します。”生きているだけで50点~、歌が歌えるだけで60点~♪”生きているだけで50点なんです。英語には欠点がありますが、人生には欠点はありません。卒業生のみなさんもありがとう。みなさんはこれから社会人や新しい学校生活が始まります。ぜひ、安心して生きていってください。」

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桑原先生「大学を卒業して、最初に勤務したのが横田高校でした。この3年間、自分の高校時代に負けないほどの充実した時間でした。昨年1月に入籍し、他県へ引っ越すことも考えていましたが、横田高校で働きたいと、島根での教員生活に別れをする覚悟ができず、この1年は、カウントダウンを感じながらの日々でした。今朝も、この場で何を話そうか迷いながら通勤しましたが、3年間をまとめるには時間がかかります。本当にたくさんの経験をさせてもらいました。弓道部の顧問もさせて頂き、弓をひけるようになりました。また、自分の高校時代には研修旅行はありませんでしたが、教員として研修旅行に参加させていただきました。横田高校の生徒は、とってもチャーミングな生徒でした。ありがとう、さようなら。」

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平田先生「4年前、1年生を担当したとき、ある生徒が”試験前に丸暗記~”と口にしていたのを聞いて、それ以来、”丸暗記”という言葉が嫌いになりました。文科省の次期学習指導要領、グローバル教育、また今後、世界の流れにも丸暗記ではついていけません。(難しい話をしてごめんよ。)英語の授業でもディベートなどに取り組んでいますが、物事を一面ではなく、多面的にみることが必要です。なんでもかんでも鵜呑みにせずに、多面的に見て欲しい。4年間ありがとうございました。」

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石飛先生「おはようございます!夏に採用試験に合格して、大田高校に行くことになりました。高校卒業して、浪人した大学に入学しましたが、大学はテニスが中心となってしまい、もっと勉強しておけばと思ったことが何度かありました。大学卒業後、講師1年目はどうやって教えていいか分からずにいました。そんなときに、教員の先輩に”もっと勉強してきなさい”と言われ、他校の先生の授業をみる機会を得ました。素晴らしい授業をされる先生の姿に、もっとやらなきゃと自覚しました。目の前のことにとらわれてしまって、本当にやるべきことを後回しにしたことがありました。でも、この1年はかなり努力したつもりです。部活もあったけれど、1日3時間勉強を続けました。生徒のみなさんに伝えたいのは、どこかで頑張らないといけないときが必ず来るということです。この1年がみんなも勝負。思い通りにいかないこともあるかもしれないけれど、努力することが大切です。今の積み重ねが未来をつくります。必ずいつか良かったと思う日がくるので、がんばって欲しいです。」

 

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清水さん「3年間お世話になりました。この場で何を言おうかと迷いましたが、娘に「先生方がいい話をされるから大丈夫だよ。」と言われ、気が楽になりました。いま、テレビで東京タラレバ娘が放送されていますが、実は私もタラレバ娘で。高校のときに、こんなことをやっていればよかった、と思うこともたくさんありました。生徒のみなさんには、ちょっと立ち止まって、親や周りの方に感謝して、今できることを頑張場って欲しいと思います。ありがとうございました。」

 

※小村先生は剣道の全国選抜大会出場のため、本日欠席です。

 

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たくさんの卒業生の見送り、ありがとうございました。