【数学×地域】~測量における三角比の利用について~
12月10日(金)に、1年生を対象に数学の地域学習を行いました!
数学Ⅰの「図形と計量」という単元で、sin,cos,tanという三角比を学びますが、これらを実際の建設現場での測量に生かしてみようという企画です。
奥出雲町内にある株式会社サンエイト様にご協力いただき、道路工事の際に山を削ってできた法面(のりめん)の面積計量をさせていただきました。
まずは、町内高尾にある現場で、サンエイトの方々の測量場面を間近で見ました。
その後、学校に戻り、授業で学んだ知識を生かして紙と鉛筆で法面の面積計算を行いました。
グループごとに計算結果を発表しましたが、驚くほど正解に近い値をはじき出していました。
また、建設業では教科書の発展部分に載っている解法をコンピュータで計算させていることや、公共事業では国の予算を使うためにより正確で緻密な測量結果が求められることなどを教えていただきました。
今回の学習を通して、身近なところで数学が活用されていることを知り、数学を学ぶことの意義を理解することができました。
同時に、地域でがんばっておられる方々と関わることで、地域貢献意識を育む機会となりました!
ご協力いただいた皆様、ありがとうございました!