5月12日(水)1年生の総合探究授業「奥出雲学」にて田植え体験を行いました!

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これまで「だんだんカンパニー」の一環として2年生の総合コースを対象に実施してきた田植え体験ですが、今年度から

「奥出雲学」を3年間通して学ぶため、入学間もない生徒たちの交流としての活用も視野に入れ、1年生が田植え体験をす

ることになりました。

 これまでに引き続き、地域の農家の皆さんに田んぼをご準備いただき、この日のために育てていただいた仁多米の苗を生徒たちがひとつひとつ手作業で植え込みました。

田んぼと馴染みのある地元生も田植え初体験の生徒も一緒に、奥出雲町の豊かな自然に触れながら笑顔溢れる開放的な時間

を過ごしました。

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 横田地区では田植え体験自体は小学校や中学校でも行います。

ではなぜ、あえて高校生になって「田植え」なのか。

「食」への興味・関心を高めることはもちろん、自分たちが学び・暮らす地域とのつながりを認識してほしいからです。

そのため、例年学校近くの田んぼをお借りしての田植え体験を行い、自分たちが植えた苗がどのように育ち、その間に農家

の方がどれだけの手間と時間を費やしているのかを見てほしいと生徒たちに伝えています。

苗を植えて稲を刈り取るだけでは気付けない、自分たちの生活のなかでの「当たり前」がいかにしてできていくかというこ

とを知ってもらうきっかけとして毎年の田植え学習を行っています。

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 生徒代表のお礼の挨拶では、「普段食べているお米への考え方が改まった」とありましたが、田植え後だけの感覚で終わってしまわないように、学校帰りに自分たちの田んぼの様子を覗きに行く生徒が増えていくような学習にしていかなければと考えています。

 秋の収穫までに、苗の成長に負けないぐらい横高生が育っていけるように励んでまいります!

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